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Happy Cat

Author:Happy Cat
キャットインストラクターの
坂崎清歌です。
猫のためのトレーニング方法を飼い主さんにお伝えする教室
「Happy Cat」をやっています。

詳しくはプロフィール記事をご覧ください。

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猫の行動をどう読み解くか
こんにちは。
Happy Catアドバイザーの坂崎清歌です。

前回の記事で、
私の箸の持ち方について書きました。

「実は私、ほんの数年前まで
箸が正しく持てませんでした。」

そう!
今はほぼ、正しく持てるのです(o^^o)

びっくり!

大人になるまで、というか、
30代後半になるまで正しく持てなかったのに
何で直ったの?
どうやって直したの?
という疑問を持ってもらえたでしょうか(^-^)

実は箸の持ち方、
行動分析学の知識を使って、
まずは自分で自分自身に実践してみよう!
と挑戦して直しました。

(興味を持ってくれた方は、
ぜひ、直接会った時にでも
どうやったのか聞いてください♪)

気になるにゃ!

行動分析学の知識や学習理論って
私たち自身が知っているから、
知らないから、は、全く関係なく、
日々自分の周りで起こっていることを
学問的に分析しているだけ。

なので、知ってそれを上手に
生活に取り入れれば、
箸の持ち方みたいな
日常的なことも変えられるし、
猫との暮らしを楽しんだり
より快適なものにすることだって可能。

気持ちを言葉にすることの出来ない猫は
行動で気持ちを表しています。

彼らの行動をどう読み解くか、
まずはその土台になる知識を身につけて、
その上で、猫が快適に暮らすための
お手伝いをしてあげられる
「うちの子トレーナー」になって欲しい。

そう願って学習の仕組みをお伝えしています。

お読みいただき、ありがとうございました。

 

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テーマ:猫と暮らす - ジャンル:ペット

行動分析学 | 10:00:59 | トラックバック(0) | コメント(0)
行動の原因を読み解いてどうしたいのか、それが問題なんです
こんにちは。
Happy Catアドバイザーの坂崎清歌です。

今日は行動分析学の記事の続きです。

素朴概念で行動の原因を説明すると
説明した気にはなるけれど・・・

「やらないのはやる気がないから」
「なぜやる気がないと判断したのか」
「やっていないから」
と言うのでは循環論になってしまう…

これはこれまでに書いてきた通りです。

また素朴概念で説明すると
行動の原因は「個人の問題」
と言うような流れになってしまいます。

ですが、
「あいつにはやる気がない」
と個人を攻撃してみても
問題は何も解決しません。

循環寝姿♪


大切なのは、行動の原因を
説明した気になることよりも、
行動の結果、何が起こったのか
行動に随伴して起こった環境変化から
行動の原因を読み解くことです。

そうすれば、
「変えたい行動を
どうすれば変えられるのか」
「増やしたい行動、して欲しい行動を
どうすればしてもらえるのか」
「減らしたい行動、やめて欲しい行動を
どうすればしなくなるのか」
を具体的に考えることが
可能になるのです。

「行動随伴性」で
行動の原因を読み解く大切さが
お分かりいただけたでしょうか?

お読みいただき、ありがとうございました。



テーマ:猫と暮らす - ジャンル:ペット

行動分析学 | 10:00:59 | トラックバック(0) | コメント(2)
行動の原因をどうやって説明しますか?
こんにちは。
Happy Catアドバイザーの坂崎清歌です。

私がセミナー受講の際に
「一番前に座る」のは
なぜでしょう?

分析していただけましたか?

随伴性ダイアグラムで書いてみましょう。

スライドがよく見えない → 一番前に座る → スライドがよく見える

講師と話す機会がない → 一番前に座る → 講師と話す機会がある

「勉強熱心だから」ではなく、
前に座ることで得られる
「メリットのため」に
私は「一番前に座る」という行動を
していることが分かります。

そんなことないよ!真面目さんだよ♪


行動の原因を説明する時に、
「勉強熱心」「真面目」
「だらしがない」「やる気がない」
「意志が弱いor強い」「根気がない」
「文才がある」「忍耐強い」
などなど・・・
このような言葉を使うことは
よくあると思います。

でもこれら「素朴概念」で
行動の原因を説明しようとしても、
実際のところは、グルグル、
「循環論」になってしまう、
と言うことは前回、説明した通りです。

そして、この素朴概念で
行動の原因を説明すると
もう一つ問題が起こります。

そのことについてはまた今度。

お読みいただき、ありがとうございました。

 

テーマ:猫と暮らす - ジャンル:ペット

行動分析学 | 10:00:59 | トラックバック(0) | コメント(2)
行動の原因が「グルグル」していませんか?
こんにちは。
Happy Catアドバイザーの坂崎清歌です。

レスポンデント条件づけの話は
ちょっと難しい話になりすぎたので、
また今度ということにしてー。

普段、私たちは行動の原因を
どのように捉えているでしょう。

他人が私の行動を分析するとして・・・

私はセミナーの時に
「一番前に座る」という行動をよくします。

その理由は?

「勉強熱心」だから。

なんて思ってもらえてるみたいです(笑)

実はこれ、行動の理由を
読み解いたような気にはなりますが、
何も説明できていないんです。

「『勉強熱心』だとなぜ分かるのですか?」

と聞かれたらどうしますか?

答えは「よく一番前に座る」から・・・

どうですか?

「一番前に座る」理由を
説明していたはずなのに、
これではグルグル、グルグル
「循環論」に陥ってしまいます。

では、行動随伴性の考え方に基づいて
行動の理由を説明するとしたら?

ぜひこの記事「生まれて初めての…」を参考にして
随伴性ダイアグラムで
考えてみてくださいね。

お読みいただき、ありがとうございました。

 

テーマ:猫と暮らす - ジャンル:ペット

行動分析学 | 10:00:59 | トラックバック(0) | コメント(4)
レスポンデント行動とは
こんにちは。
Happy Catアドバイザーの坂崎清歌です。

レスポンデント行動とは、
レスポンデント条件づけによって起こる
無条件反応(生得性反応)と
条件反応(習得性反応)のことです。

(レスポンデント条件づけと
古典的条件づけは同義です。)

レスポンデント条件づけでは
刺激によって反応が誘発されます。

レスポンデント反応を誘発する
刺激は2種類あって、
無条件刺激、条件刺激といいます。

かわいすぎ!!!
この可愛さに、よだれが出ちゃったり頬が緩んじゃうのはレスポンデント反応ですよ♪

無条件刺激は
他の刺激と対提示しなくても
無条件反応を誘発する刺激。

要するに
口の中に入った食べ物や、
目に入ったゴミ、
突然の大きな音などのことです。

条件刺激は、
無条件刺激や他の条件刺激と
対提示することで
無条件反応に似た条件反応を
誘発するようになった刺激。

こちらはちょっとややこしい。

と言うことで、今日はここまで。

お読みいただき、ありがとうございました。

  

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行動分析学 | 10:00:59 | トラックバック(0) | コメント(2)
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