2012-10-01 Mon
こんにちは。Happy Cat アドバイザーの坂崎清歌です。
先日参加したjbvpの年次大会の報告です。
動物病院での処置、その後、
家に帰ってから飼い主がする投薬などの際、
どうするのが動物のためになるか、
どういう対処法があるのか。
そんなお話を伺ってきました。
嫌がる動物を押さえつけて投薬することが
本当にその動物のためになっているか、
飼い主さんのためになっているか。
猫はそんな時もあまり攻撃行動をしませんが、
犬は噛んだりするので
問題として取り上げられやすいです。
でも、攻撃しないからと言って
猫が嫌がっていないなんてことはないですよね。
印象的だったのは、
実際に病気になってしまってからでは
食べものがご褒美にならないことがあるからこそ、
予防が大切だという話。
処置を嫌がるようになってから
その対処法を考え実行するよりも、
まだ嫌になっていない時に
予防的にトレーニングする方が
とっても簡単だと言うこと。
嫌になってしまったことに対処するには、
やる側の知識経験技術が必要になる。
でも予防なら普通の飼い主さんにもできる。
そんな事を聞かせていただきました。
犬への対応はしつけ方教室などでも
色々教えてもらえるかもしれません。
でも猫は?
猫もトレーニングすれば
ちゃんと受診動作を嫌がらないで
出来るようになるのに、
猫の飼い主さんがこう言ったことを
学べる場はほとんどないのが現状ですよね。
とても残念なことだと思っています。
(Happy Catではもちろん
トレーニング方法をお伝えしています)
猫のより幸せな生活を望むものとして、
猫のためにこう言ったことを
飼い主さんが学び実践するのが
より良い猫との暮らし方だ、
と、声を大にして言いたいです。
猫のために何ができるか、今一度見直して、
猫にとってためになるトレーニングの必要性に
気が付いてもらえたら嬉しいです。
お読みいただき、ありがとうございました。
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2014-02-26 水 07:03:29 |
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押さえつけて飲ませたり目薬をさすのは仕方が無いと思っていた昔の私に教えてあげたい。。
猫達、もうすっかり嫌がるようになってしまってごめんなさい・・・
猫達、もうすっかり嫌がるようになってしまってごめんなさい・・・
2015-03-02 月 22:54:23 |
URL |
さとう
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私も猫が嫌がるものはしょうがない、と思っていました。
「予防する」という考え方、具体的な方法、これからしっかり
自分の中に落とし込みたいなと思います。
「予防する」という考え方、具体的な方法、これからしっかり
自分の中に落とし込みたいなと思います。
仕方ない、って一番使いたくない言葉と自分でいつも思っているのに、病院に行く猫には仕方ないよと声をかけていました。
猫との暮らしは全て予防に繋がるんだ!と気づけたのでもう猫には仕方ないは使いません!
猫との暮らしは全て予防に繋がるんだ!と気づけたのでもう猫には仕方ないは使いません!
2015-06-03 水 11:05:41 |
URL |
ほそやじゅんこ
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