2014-02-05 Wed
こんにちは。Happy Catアドバイザーの坂崎清歌です。
行動分析学の基礎知識、
今日は基本の随伴性のお話。
「好子出現の強化」
「嫌子出現の弱化」
「好子消失の弱化」
「嫌子消失の強化」
この4つが基本の随伴性です。
「好子出現の強化」
これに対比して考えていくと
大体わかると思います。

「嫌子(けんし)」は「好子」の反対、
要するに行動を減らすような
刺激、出来事、条件です。
(一般的に個体の嫌いなモノ、
イヤなことなどです。)
弱化は強化の反対、
行動が減ることです。
なので、「嫌子出現の弱化」は
「行動の直後に嫌なことが起きる」
(行動の直後に嫌子が現れる)
という経験をすると、
将来その行動をする確率が下がる
ということです。

同様に「好子消失の弱化」は
「行動の直後にイイコトがなくなる」
(行動の直後に好子が消失する)
という経験をすると、
将来その行動をする確率が下がる
ということ。
「嫌子消失の強化」は
「行動の直後に嫌なことがなくなる」
(行動の直後に嫌子が消失する)
という経験をすると、
将来その行動をする確率があがる
ということです。
次回から、一つずつ
もう少し詳しく説明します。
お読みいただき、ありがとうございました。


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2014-02-05 水 20:34:03 |
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好子出現による強化、嫌子消失による強化、好子消失による弱化、嫌子出現による弱化
今まで違う言い方しか知りませんでしたが、この言い方にやっと慣れてきました。
パッパッと言えるようにしていきます。
今まで違う言い方しか知りませんでしたが、この言い方にやっと慣れてきました。
パッパッと言えるようにしていきます。